初めて読んだ『鬼滅の刃』から考える「いま求められていること」。
まもなく、節分ですね。
「鬼は外、福は内!」ということで、先日、大人気のマンガ『鬼滅の刃』の単行本を買って、初めて読みました。
今回は、そのことについて書いていきます。
どうしてここまでの社会現象になったのかが知りたくて。
先日、私自身の勉強のために『鬼滅の刃』をいまになって初めて読みました。
世の中で大人気になっていて、社会現象になっている皆さんがよく知っているマンガ『鬼滅の刃』です。
単行本の累計売上部数は1億2000万部を超えており、昨年から公開されているアニメ映画にいたってはコロナウイルス禍にもかかわらず、歴代の興行収入ランキング1位にもなりました。
どうしてここまでの社会現象にまでなったのかが知りたくて、先日初めて読みました。
いまの時代にはどういったことが求められているのかのヒントが見つかりそうな気がして、ようやく手に取りました。
書店の売り場を探し、最終巻が見つかり読みました。
恥ずかしながら、すでに最終巻まで出ていて完結しているということも知りませんでした。
人に対する優しさがあふれ出たストーリー。
これだけの大人気マンガですから、全巻読んでいたりする大ファンの方がたくさんいると思います。
その中で、にわかに読んだだけの私が軽々しく感想を述べること自体がたいへん恐縮ではありますが、このマンガ『鬼滅の刃』は本当に優しく、すばらしいと思いました。
それまでは、正直なところ、ニュースなどで見ていても、大人気の理由は半信半疑でした。
今回読んでみたら、とても優しいストーリーだと思いました。ただ、いかにも優しいというわけではなく、戦うシーン、残虐なシーンがたくさん出てきながらも、「人に対する優しさがあふれ出たストーリー」という印象です。
本当に恐縮ですが、「すばらしい!」のひと言です。
「戦う姿勢」と「優しさ」が求められている。
こういったストーリーが世の中の皆さんの心に響くということは、私なりの解釈では「戦う姿勢」と「優しさ」が、いまのこのたいへんな情勢下で世の中に求められているのではないかと思いました。
いまは、私を含めて皆さんが「戦い」を強いられるウイルス情勢です。
こういった中で、世の中は「癒やし」や「優しさ」を求めているのかなと思いました。
「毅然と戦う姿勢」と「あふれ出る優しさ」、いまの世の中に求められていることは、これではないかと思いました。
(文・カンノオサム)
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